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【2024年最新版】車中泊におすすめの車6選|フルフラットになるのは?

この記事では車中泊におすすめの人気車種を紹介していきます。

というのも近年、キャンプなどのアウトドアが流行しているのに伴い、車中泊で使用する自動車を利用する方が増えています。

そんなこともあり、フルフラットシートや広さや高さにこだわった室内空間で快適な車中泊ができる車種を厳選ピックアップしています。

24時間利用できる駐車場やトイレのある道の駅、アウトドアが手軽に楽しめるキャンプ場が普及して、車中泊が新たな旅行の選択肢の一つとして注目を集めています。

この記事では、車中泊に合わせた車種の選び方や注意するべきポイントも紹介しているので参考にしてください。

車中泊に最適な車が続々登場

車中泊とは、文字通り車の中で寝泊まりすることです。

ホテルのように宿泊料金がかかるわけではないため経済的で、キャンプ場でもテントが必要なく手軽にアウトドアが楽しめるため新たな旅行スタイルとして人気が高まっています。

車中泊と相性の良い道の駅も全国に1,000以上整備されており、車一台あれば日本中どこでも旅行できるのが車中泊の魅力です。

車中泊人気の高まりを受けて、各自動車メーカーもフルフラットシートを採用や、車中泊のニーズに応えたオプションを設定した車種を用意しています。

車中泊を快適に過ごす車選びで重要なのが「広さ」と「高さ」です。

快適な睡眠のためには、きちんと横になった時に足を伸ばせる「広さ」があるかどうかが重要です。必要な広さは身体の大きさによっても変わりますが、一般的にシングルベッドの長さがは1,950mmです。

また、見逃しがちですが「高さ」も車中泊には重要な要素です。

座った際に天井まで距離があると開放感があり、快適な滞在が可能です。そして車内で物を持っての移動や着替えなども、ある程度天井の高さがあったほうがスムーズになります。

快適な睡眠にはフルフラットシート

フルフラットシートとは、シートをリクライニングさせて座面と背もたれをほぼ水平につなげるシートアレンジのことです。

車内で横になるために欠かせない機能の一つですが、「フルフラットシート=車中泊可能」というわけではありません。

一口にフルフラットシートと言っても、完全にフラットなものから段差や隙間があるものまで様々です。

できるだけ完全にフラットになる車種が理想ですが、多少の段差や隙間であれば、後から車中泊用のマットを購入して対応することも可能です。

ボディタイプで変わる車中泊の快適さ

車中泊したいというユーザーには以下のようなボディタイプがよく選ばれています。

ワンボックス:
広い車内スペースが確保されているため自由度が高く、快適な車中泊が可能。社外品の車中泊グッズも多く用意されている。
ミニバン:
ワンボックスと比べると劣るものの、十分な室内空間とファミリーカーとしての実用性の高さが両立できるのが魅力。
ステーションワゴン:
ミニバンよりも車高を低く抑え、乗用車としての汎用性も高い。車中泊用としてだけでなく自動車の走行性能も楽しみたい方におすすめ。
軽バン:
コンパクトな車体でも、シートアレンジで大人がくつろげる空間が確保できる。車中泊向けのオプションが用意されている車種もある。

コンセントやUSBポートがあればさらに便利

最近ではUSBポートを備えた車が増えていますが、ハイブリッドカーを中心にオプションや標準装備でコンセントを備えた車種もあります。

コンセントがあれば消費電力の少ない電気毛布やサーキュレーターが使えて、季節を問わず快適な車中泊が可能になります。また、万が一の災害時にも給電システムとして重宝します。

また、コンセントの設定がない車種でも、車中泊用にポータブル電源を用意することで電化製品を使用できます。

専用の社外品車中泊グッズの有無を確認

車中泊で人気の車種の場合、専用設計された社外品も見つけやすくなります。

人気の高い社外品には以下のようなものがあります。

ベッド:
完全にフラットになり、取り外して収納可能なものもある。
窓用シェード:
保温性が高いものなら冬場の車中泊に重宝する。
シートマット:
フルフラットシートの段差や隙間を解消してよりフラットに近づける。
LEDルームランプ:
純正品より明るいランプは車中泊の夜間に重宝する。

車中泊におすすめの車6選

ではここからは車中泊におすすめの車を厳選15車種ピックアップしてご紹介します。

車種については、以下の3つの基準で選定しています。

・車中泊に適した室内空間の広さ
・フラットに近いフルフラットシート
・社外品の車中泊グッズの入手しやすさ

日産:セレナ
三菱:デリカD:5
トヨタ:ノア
ホンダ:フリード
トヨタ:ルーミー
ホンダ:N-VAN
スズキ:エブリィイワゴン
スズキ:ハスラー

日産:セレナ

1.2~2.0Lクラスのミニバンで室内長が最も長く、室内幅が最も広いのが日産 セレナです。2列目と3列目を倒してフルフラットモードにすれば、大人でも足を伸ばして寝ることができます。

また、ラゲッジスペースも1.2~2.0Lクラスのミニバンで最も広く、9.5インチのゴルフバッグを立てた状態で4つも積むことが可能です。荷物が増えがちな車中泊でも、寝る場所をしっかりと確保しつつたくさんの荷物を載せることができます。

トヨタ:ノア

精悍なエクステリアで子育て世代のファミリーから人気の高いノア。

車両や歩行者を検知してぶつからないようにサポートするプリクラッシュセーフティなど、トヨタの安全性を高める機能が装備されており、家族で安心したドライブが可能です。

後部座席を倒すと、若干の段差はありますがフルフラットになるため、ファミリーでの車中泊も対応可能です。トランク部分に取り付ける脱着可能なベッドキットも社外品で販売されています。

ホンダ:フリード

数少ない5ナンバーサイズのミニバン。3列シートのフリードと2列シートのフリード+がありますが、フルフラットシートにできるのはフリード+です。

オプションで荷室に使用できるユーティリティボードを使えば、長さ約1,950mm×幅1,220mmのマットレスを敷くための完全にフラットな空間を作ることも可能です。

ユーティリティボードを使った状態でも床下収納スペースが確保できるので荷物を整理するのも簡単で、バランスに優れた車中泊に適した車種といえます。

トヨタ:ルーミー

コンパクトカーでありながら高い居住性が魅力のトヨタ ルーミー。室内長は2180mmで、子どもはもちろん大人でもリラックスした姿勢で寝転ぶことができます。リヤのドアトリムにはサンシェードが格納されており、まぶしい光をシャットアウトします。

収納スペースは車内のいたるところに設置されており、整理整頓しながら欲しいものをすぐに手の届く場所にしまうことが可能です。エントリーモデルであれば156万6,500円で購入できる手頃な価格も魅力のひとつです。

スズキ:エブリィイワゴン

軽キャブワゴンNo.1の荷室サイズが大きな特徴。室内長は2,240mm、室内高も1,420mmあり、子どもも立ったまま楽々着替えができます。

また、純正の車中泊関連グッズがとても充実しており、エブリイワゴンのサイズにピッタリ合わせた「ベッド・クッション」を使えば車中泊でもより快適に休めますし、「2段ベッドセット」を使えば、乗車定員4名分の就寝スペースが作れます。

室内高が180mm高くなるハイルーフは、標準ルーフと約1万円の差額のみで選択できるため、車中泊仕様で使用予定の方へおすすめです。

スズキ:ハスラー

ハスラーは“あたらしい遊べる軽!”をテーマに開発された軽クロスオーバーです。軽ながらフルフラットにすると全長約210cmのベッドスペースが作れるため、大人2人の車中泊に十分に対応できます。

遊んだ後の服や道具を載せやすいお手入れ簡単なハードラゲッジや、車中泊グッズを整理するのに便利なユーティリティナットなど標準装備が充実しています。

他にも、カータープやサイクルキャリア、ACパワープラグなどのオプション装備も純正で用意されているので、アウトドアのスタイルに合わせて自由にカスタマイズしましょう。

まとめ

リーズナブル&自由度の高い旅行スタイルとして人気の高い車中泊。

車内で快適に睡眠を取るためには、フルフラットシートや室内の広さにこだわった自動車選びが重要になります。自動車メーカーによっては、純正品のオプションとして車中泊グッズを用意しているところもあります。

ただし、気になる車種があっても、試乗車で車中泊までできる機会はなかなかありません。快適性をイメージするのが難しい時には、すでに車中泊で愛用しているユーザーの口コミ・評判も参考にできます。

アウトドアから一人旅行まで活躍してくれる自分の車中泊スタイルにぴったりと合った車を選びましょう。

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